夢の中のたからら

任侠かもしれない

最近は任侠作品の感想を書いてます。

『極道の紋章 第18章』ここで引いたら今まで流した血が無駄になります

※ネタバレしかないです。
「私はここが好き!」が前提です。

2017年08月12日に同人誌を作りまして、その内容を加筆修正したweb再録となります。以前、本をお手にとって下さった方々ありがとうございました!

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概要・あらすじ

手打ちか!?更なる抗争か!?天下分け目の、シリーズ第十八章!!遂に前崎(松田一三)率いる関西共友会は、関東睦会との全面戦争に突入し、各地で激しい争いが繰り広げられていた。中でも関東の抗争は激化し、多くの若者が血を流すこととなった。事態の収拾を願う辰巳一家組長・鹿野(藤原喜明)は関西共友会理事長・津浪(白竜)、さらには関東睦会会長代行・桐生(小沢仁志)それぞれに手打ちを願い出るがともに拒絶され、終には鹿野自身が凶弾に斃れることに・・・日本中の極道と警察が見守る中、全面戦争はさらに壮絶を極め・・・更なる戦争か!?手打ちか!?怒涛のシリーズ第十八章!!(C)2012 オールイン エンタテインメント

キャスト・スタッフ

監督 片岡修二
主演 白竜, 松田一三, 宮村優

相関図

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ココが好き

【小阪】
徹雄の直子分。
16で前崎組の加勢に行き撃ち合いの中死亡。17では、月に一度不甲斐ない実の父親にお金を渡す親孝行であったことが分かる。地味ながら溢れる忠犬感。

【速水と河合】
速水の妹が河合の妻で、義理の兄弟。
速水が昔、一緒にカチコミかけた思い出話や河合が殺り合う事を回避できないだろうと自棄酒している所が良い。なによりも速水「そうすりゃ元通りになる」が、もう絶対元通りにならない展開を思わせて最高に好き。この回の見所は、この2人だと思う!

【島谷】
新流会をボコボコにするところ。いつも若衆を抑えている島谷が暴れているシーンはこの回だけなのでは?その後、島谷は逮捕され戦線離脱。

将棋の話

【相手の王将とったらどないです?将棋やったら、それで勝ちになります】

→長塚「アホか、戦争と将棋を一緒にすな」
滝口「王将の周りは守りが固いんや、将棋かてそやろ。おまえみたいな歩じゃあ相手にならん」

星の話

【いて座】…夏の南天に低く輝いている星座で「南斗六星」が目印。
●時期:3月~10月の約8ヶ月間
●見所:7~8月

→津浪「頂点に立つもんは、その苦しみに耐えなあかんちゅう事や」

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好きなセリフ

【桐生】「変わったのは、状況じゃなくてあんたじゃないのか」

【桐生】「ここまできたら、殺るか殺られるかだ」

【速水】「点数稼いで、のし上がろうって魂胆ですか」

【鹿野】「俺は保身の為に関西についたんじゃない、関東のやってる事に筋が通らないと思ったからだ。命が惜しいんなら今すぐカタギになれ」

【島谷】「無駄な血や、と思ってまへんで。ワシら、関東に進出するの為に来とるんや。もしここで引いたら、それこそ今まで流した血が無駄になりまんがな」

【桐生】「血の気の多いおまえには分かんないかもしんないけどな、物事には順序ってもんが」

【速水】「馬鹿な奴だ、生きる道はあったのに…」

【風間】「戦争が長引けば、失うもんも多いで」

【徹雄】「行くも地獄、引くも地獄か」

【桐生】「お互い、形ばかりの手打ちだったようだな」

 

引用:極道の紋章 第十八章

ざっくりしすぎた4コマ!

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こんな人たちも素敵だよ

河合 大
(川谷組・辰巳一家若頭

妻(あゆみ)は速水の妹である。
親である鹿野と義理の兄である速水との間で、板ばさみになっていた。親である鹿野に「関西侠友会から抜けたら?」と進言したり、速水との衝突を避けたかったようだが…。結局、鹿野を殺され速水にケジメをつけに行ったところ、速水の部下に刺され死亡。どちらにも完全に振り切る事ができず、葛藤している姿がとても良い。
 

極道の紋章 第十八章